ビジュアルプログラミングの登場
ビジュアルプログラミングのおかげで、数年前からプログラミングを学ぶことへのハードルが随分低くなったように感じます。小学校から大学まで年齢に関係なく、プログラミングの最初のステップとしてビジュアルプログラミングから始めるところも多いのではないでしょうか。
ビジュアルプログラミング中でも代表的なのが、MIT(Massachusetts Institute of Technology)が開発した「scratch」やGoogleが開発した「blockly」。
それぞれのブロックに意味が書かれているので、コードを書く必要がないところがビジュアルプログラミングの最大の特徴。そしてなにより、予めコードが書いてあるブロックを使うことで、誰でも簡単にプログラミングに親しむことができます。
ビジュアルプログラミングの次って?
ビジュアルプログラミングでプログラミングのコンセプトを理解して、もっともっとプログラミングを学びたいと思ったとき、次のステップはどんな感じかというと。
ちょっと飛躍しすぎていますが、一気にスタイルが変わりましたね。
本来のプログラミングは、英語・数字・記号で構成されているのでビジュアルプログラミングとは全く違う雰囲気になります。こんな感じで英語であふれかえっていて、そこには日本語はないのです。
英語がプログラミングを学ぶ上で障害にならないようにするためには
ビジュアルプログラミングでプログラミングって楽しいと感じても、次のステップでこんなにたくさん英語がでてきたら、「あーもう勉強するのやめよっかな」って思うかもしれません。
でもそれってもったいない。なぜなら、プログラミングを学ぶことで得られるスキル(論理的思考力や創造力、問題解決能力など)がたくさんあるから。
じゃあ、どうすればいいか。
まず、最初から英語で挑戦してみてください。どうしても難しかったら最初は日本語で、2回目は英語で。
ビジュアルプログラミングでは、簡単な英単語から始まります。例えば、Move(動く)、Turn(曲がる)、Right(右)、Left(左)など。全部一気にわかろうとしなくても、少しずつ英単語の量を増やしていくことで、本来のプログラミングに近づくはずです。
英語でプログラミングを頑張ろうと思っている方の参考になれば幸いです!